これを知れば、「必要保障額」にもっとナットク!あなたを守る「公的保障」 ファイナンシャルプランナー 内藤眞弓先生が全13回に渡って、皆さまの周りの公的保障について解説していきます。

Vol1:生命保険だけが保障じゃない!

「そろそろ生命保険にでも入ろうかな」と思ったとき、多くの方は資料請求をしたり、保険ショップに出向いたり、保険会社の営業担当者に相談をします。しかし、合理的な保障設計のためには、以下の手順を踏むことが重要です。

  1. 万一のときの遺族の暮らしがどう変化するか、現実的なシナリオを考える。
  2. 遺族年金などの公的保障や、勤務先の福利厚生制度を踏まえた年間収支を予測する。
  3. 同様に、万一のときの資産と負債状況を予測する。
  4. ②、③を踏まえて、保険加入が妥当かどうかを検討する。
  5. 加入が妥当と判断したら、適切な商品と保険金額を検討する
  6. 見直しのタイミングもあらかじめ考えておく。

公的保障:公的年金、労災保険、健康保険など/企業保障(福利厚生制度):死亡退職金、弔慰金、各種見舞金など/ヒトの保障:配偶者の収入、両親の援助、自らの貯金など/生命保険 保障の不足分を保険で準備しましょう。

図に保障の形をまとめましたが、公的保障や企業保障、自らの力、家族の協力など、皆さまの周りにはすでに備わっている保障(支え)があります。いきなり⑤の商品選びからスタートする方が大半ですが、先に触れたすでにある保障だけでは不足する部分を保険で補うという考えが合理的です。

このコラムでは全13回に渡り、さまざまな「保障」を解説してまいります。次回は「会社員の方が亡くなったときの遺族保障」です。

ファイナンシャルプランナー 内藤眞弓(ないとうまゆみ) 生命保険会社勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。生活設計塾クルーのメンバーとして、個々の事情や考え方に即した生活設計、資産運用などの相談業務を行う。著書に「医療保険は入ってはいけない!新版」(ダイヤモンド社)がある。

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